「自分の好きな匂いを表現してみて」と言われても、
うまい言葉が思いつかないし、
そもそもよくわからない・・・という方が多いかもしれません。
そこで参考になるのが香水の調香表現。
大きく6つに分かれます。
これを知っておくと日々の暮らしにも役立ちます。
まずは、ざっくりと「〜調にしよう!」と決めるだけでも
前に進めます。
いい匂いをつくる時に気持ちがぶれません。
そして、相手にも自分のことが伝わりやすくなります。
1 すっきりしたいときのシトラス調
柑橘系(レモン・オレンジ・ベルガモットなど)
主体で爽やかでフレッシュな香り。
リフレッシュをイメージできる香り。
2 華やかな気持ちになりたいときのフローラル調
花の香り(ローズ・ジャスミン・ライラック・イランイランなど)
で甘く、華やかな香り。
女性らしさを引き立てる香り。
3 背筋をすっと伸ばしたいときのシプレー調
ベルガモットとオークモス、さらにパチュリなどのベースノートを
主体とする落ち着いた渋い香り。
4 ナチュラルな気持ちでいたい時のフゼア調
1882年に発売されたフゼア・ロワイヤルが起源で
ラベンダーゼラニウム・オークモス・クマリンを骨格にして組まれた香り。
5 アンニュイな気持ちになりたい時のオリエンタル調。
ベルガモット・バルサム・バニラ・アニマル・ウッディを中心に組まれた、
甘くパウダリーな香り。
6 女性性を高めたい時のアルでハイディック・フローラル調
合成香料の中で重要なものでAldehydeC8〜12で特徴助けられた花束の香り。
さらに香りをイメージしやすくなる調香の表現用語も
次回にご紹介いたします。
今週も良き、一週間を!