1. DIARY
  2. お知らせ
  3. 228: 日焼け止めクリームの作りかた
 

228: 日焼け止めクリームの作りかた

228: 日焼け止めクリームの作りかた

1  手作りコスメとは?

・自分で作るということ           

・自分の肌を見つめ直すきっかけになる

・自分の肌質のことがよくわかるようになる  

・余計なものを入れないシンプルなスキンケア

・手作りなので経済的            

・化粧品のことに詳しくなる・・・・・



2 肌のメカニズムについて

紫外線は、波長の長さによって

UV-A(紫外線A波)・UV-B(紫外線B波)・UV-C(紫外線C波)の3つに分けられます。

UV-Cはオゾン層に吸収されるため、

地表には届きません。

私たちの肌に影響があるのは、UV-AとUV-Bです。


地表に降り注ぐ紫外線の約9割を占めるのがUV-A。

波長が長く、雲や家の中、車の窓ガラスも透過して

肌にも到達するため「生活紫外線」と呼ばれます。

UV-Aを浴びると、肌はゆっくりと黒くなり、

シワやたるみを引き起こします。



波長が短いのはUV-B。屋外での日焼け止めの主な原因となるため
「レジャー紫外線」とも呼ばれます。

たくさん浴びてしまうとすぐに赤く炎症を起こし、

メラニンを作らせ、シミや色素沈着の原因となります。


 


3    化粧水に使える精油・コスメ原料は何??

精油とは、植物の有効成分を抽出した揮発性のオイルのこと。

精油には、香りを楽しむだけでなく肌に塗ることで新陳代謝を促し、

アンチエイジング繋がるエッセンスがあります。


ラベンダー・ゼラニウム・カモミールローマン・グレープフルーツ・ネロリ


乳化とは

互いに混ざり合わない液体を一方の微粒子にして地方に分散させること。

攪拌などの方法を使い、保存するために乳化剤を加える。(デジタル大辞泉より)

・乳化ワックス・・・植物由来(ヤシ・パーム・トウモロコシ・小麦)から

作られた加熱タイプの乳化剤。配合量は、全体の5〜10%ほどです。


・酸化チタン・・・イルメナイトという鉱物を細かく砕いて作られる白色の紫外線散乱剤。

    



4   材料と作り方


材料)

・精製水80~90ml・BG10~20ml・コスメ原料4袋・・精油4〜6滴・遮光瓶100ml・計量スプーン


作り方)


1 キャリアオイル15ml・乳化ワックス6g・精製水15mlをエッセンシャルウオーマーに入れます。

2 ビーカーに精製水30mlを入れて用意しておきます。

アルミ缶に生クリームの絞り袋もセットして用意しておきましょう。

3 エッセンシャルウオーマーに火をつけて、乳化ワックスが完全に溶かします。

4 溶けたらろうそくを消して、粗熱を取りながら、残りの精製水30ml・酸化チタン2袋入れて攪拌します。

3 クリーム状になるまでかき混ぜます。粗熱が取れたら、冷やし水につけながら精油を加え、

硬さを調節しながら攪拌。出来上がったらヘラを使って、絞り袋に移します。




5 使い方・保管・消費期限など


乳化しているものは、劣化が早いことが特徴です。

常温、直射日光を避け、1ヶ月〜2ヶ月を目安に使い切りましょう。