1. DIARY
  2. 068: フゼア調を精油で再現
 

068: フゼア調を精油で再現

068: フゼア調を精油で再現

オークモスを使った「フゼア調」



1882年フランスの老舗香水社、

ウビガンが生み出した「フゼア(フジュール)・ロワイヤル(王家のシダという意味)」が

きっかけで生まれた香調です。


フゼアとは、シダのイメージで創られたもので、

天才調香師ポール・パルケが創り上げた香り。


ラベンダーをトップに、ベースに合成香料であるクマリンを初めて使いました。


シダのグリーンで爽やかなイメージと陰りを感じる重厚感。

どちらかといえば男性的な印象の香りです。


「フゼア」系を代表する香水としては、

ゲラン「ジッキー」、ダナ「カヌー」、

シャネルの男性用フレグランス「アンテウス」、ラルフ・ローレン「ポロ」などがあります。



男性のギフトにも良い香調です。オフィス用フレグランスとしても。



調香NOTE



TOP:ベルガモット(2滴)、ラベンダー(6滴)

MIDDLE:ローズ(2滴)、プチグレン(2滴)、ゼラニウム(2滴)、カーネーション(1滴)

LAST:オークモス(1%濃度にアルコール希釈したもの4滴)、トンカ・ビーンズ(1%濃度にアルコール希釈したもの1滴)



フゼア調を再現してみたくなったら