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004:オイル香水(香油とは)

004:オイル香水(香油とは)

香油といえば、ナルドの香油。歴史も古く、アンティークさを誘います。

冬は、香水以上に香油の方が、しっとりと心の奥深くの滋養を誘います。

 

 

ナルドというのは、専門的にはおみなえし科の宿根草です。

現物は今日でもヒマラヤ山中の村々で栽培されています。

ナルドの乾燥品は、漢方の甘松香(かんしょうこう)として輸入されています。



 

ベタニヤ村のマリヤが十字架を目前にしたイエスに注いだのは、

このナルドから取れる香油です。



 

この香油は香りの強いもので、ヨハネ12章によれば、

家中が香油の香りでいっぱいになったとあります。



 

この香りは、簡単に消えるものではありません。

イエスが移動するところどこにでも、この香りがついて行ったのです。

残念ながら、このナルドの香油。

今ではすでに古典的香料の一つとなっており、

簡単に入手できなくなっています。



 

出典:クレイ聖書解説コレクション「マルコの福音書」

 

 

OIL PERFUME(香油)とは、

 

香水と香油の違いはずばり「アルコールを使用しているかどうか」ということです。

アルコールは揮発性が高く、配合された香り成分を軽やかに拡散させることができます。

水のような手軽さも魅力の一つ。

しかし、香水には「使う人を選ぶ」という側面があります。

アルコールを使用しているので敏感肌の人には刺激が強く、

かゆみや赤みが出てしまうこともあるので注意が必要です。




また、使う人の体臭によって香りが変わってしまうというのもアルコール成分の影響の一つ。

揮発性の高さゆえ、つけた瞬間に強く香り持続性は低いという特徴もあります。



 

 

香油はアルコールではなく油脂(オイル)をベースに香料を加えているので、

アルコールが禁止されているイスラム圏の人々に長く愛用されてきました。

また、オイルの成分により、美容効果・保湿効果があり、

乾燥地域や熱帯の国々の女性の味方でもあります。




香り成分をオイルが包んでくれるので体臭と混ざることがなく、

付ける人によって香りが変わるということもありません。

エッセンシャルオイルなどの揮発性を緩やかにし、

柔らかく長く香るのが香油の特徴です。

 

 

 

また、トリートメントオイルとも一味違う。香りの広がり。

濃厚な香りは、瞬時に気分を変えてくれる優れもの。



 

私もオイルパフュームというカテゴリは、まだまだ未知なるもの。

フルーティな香りが相性良さそうです^ - ^




2020.01.06 ameblo記事より抜粋



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